エリートクラス出走数 61名
天候:朝方に雨が降ったが、次第に晴れて決勝ではドライコンディション
コース/コンディション
常設コースを使っていたが、コーナーが続く箇所がはぶかれており、スピードの出るレイアウト。縦の動きが楽しめるコース。後半のゲレンデ区間ではジャンプとバンクが続き、リズム良くこなすのがタイムにつながるコースだった。
予選 :2位 2:57.043 +3.455
決勝 :1位 2:44.816 −2.366
使用機材
バイク PATROL 871 (Mサイズ)
コンポーネント SHIMANO セイント
ホイール DTスイス 471
フォーク FOX SHOX 40
リアショック FOX SHOX DHX2(バネレート350)
ケミカル ワコーズ チェーンルブ
ヘルメット KABUTO IXA-カーボン
ゴーグル OAKLEY エアーブレイク
ウエア FJC
レポート
レース前週末に練習へ行き、レースコースとなりそうな部分をチェックした。
土曜日から公式練習が開始。タイムドセッション合わせて全7本走ることができた。午前中5本走り、疲労感が出ないように午後からは1本タイムドセッションを意識する走りをした。
タイムドセッションでは第1シングルでラインを外してしまったが、トップから2.4秒落ちと満足な結果ではなかった。
9:45〜オールカテゴリーの試走時間が始まったがコース内はスムーズに試走できないと予想し、ストレッチ・ローラー台でしっかりとアップしてから少しずらしてゴンドラ乗り場へ。
しかし、あまり効果はなかった。第1シングルへ入るとライダーがコース内で立ち往生していたため、スピードは出せず自分のラインをたどった。
その後、第1シングル中盤で根っこから飛ぶラインを試した結果、リアタイアが岩場を越えることができず顔面から転倒した。久しぶりに苦しむほどの転倒でモチベーションが落ちる展開へ。だが、この転倒で無理をせず確実にこなせるラインへシフトできたことが2本目からの試走を大きく変えることができたと今では思う。リズムを大事にと心がけ朝の試走では4本走ることができた。
予選
僕はスタートシグナルが0になって大きく深呼吸してからスタートをする。
スタートゲートから第1コーナーまでは短いため、スタートから強い漕ぎを意識しいつものレースよりも1段ギアを重くしてスタート。
朝の試走で転倒した箇所も難なくクリアすることができたが、後半のゲレンデ区間ではまだ路面がスリッピーだったため少し控えめな走りになってしまった。
スタート前に心がけたことは、いかに漕ぐことができるか。シングルからシングルまでのつなぎ区間はしっかり漕ぐことができた。その後、ミスをすることなくゲレンデ区間へ。日の光と風があったおかげでコースは予選に比べて急激に乾いていると感じたので攻めの走りをした。
ゴール前もトルクをかけて漕ぐことができ、結果良い走りをすることができた。
今回は積極的にライン取りを変更することで、いい結果に繋がることができたと思う。走りに余裕ができたのもスタート前にしっかりアップができたからだと感じている。
このレースである程度自分の走りができるようになったと感じれたことは大きな収穫となった。今回得たものを残りのレースで発揮できるように、そして観客の方々が驚くような走りができるようにもっともっと考えていきたい。